ゴールデンカムイ

24日。

友人の家には日が差さない。そのため晴れた平日の午後であっても部屋は薄暗くどんよりとしている。

クーラーにより温度調節された室内。薄暗さ。沈み込むベット。

これだけ揃えばやる気も何処へやら。もっぱらベットの上が行動範囲となる。

 

 

ゴールデンカムイを読んだ。

ご存知だろうか。説明が難しいのだが、歴史、グルメ、コメディ、戦い、様々な要素が盛り込まれている。非常に面白い作品である。

この漫画のギャグが僕は特に好きで思わず吹き出してしまうこともしばしばある。

 

 

何がここまで僕を笑わせるのか?

登場人物たちの表情、発言。突然意表をついた変な言動をするものだからついクスッとしてしまう。

 

食事シーンも魅力的だ。

山で狩猟する事が多いため必然的に食べるものも熊や猪、鹿といった野生の動物となる。それらを調理する時に聞いたことのない調味料を使い、聞いたことのない調理法で料る。

出来上がった物は見たことのない未知のものばかり。

主人公達が発言する味の感想もまた食欲をそそる。

 

鹿などの脳みそに塩をかけて食べると大変美味らしい。

想像が全くつかないのだが、食べて見たいと思わせるその作者の手腕には脱帽する。

 

 

 

夜ベッドの上で寝転んでいる時にそのままベッドに沈み込み、地面にぐにゃりと落ち込んでいってどこまでも落ちて行くような気がした。

BGMはドナドナで。

ドナドナドーナードーナー

子牛をノーセーテー